マインドフルネスのお話

~こころ穏やかな日常を過ごすために~

「『いま』この瞬間」に意識を向けてみませんか

 コロナ禍で先行きが見えにくく、将来への不安やストレスで、何となく心が沈みがちな方が増えているようです。

 

 人は、不安になったり、気分が落ち込んだりすると、頭の中の思考に囚われ、「どうして」「なぜ」と過去の出来事を後悔し、ネガティブな感情で頭の中が一杯になり、1日中、不安や後悔の気持ちから抜け出せなくなることがあります。

 

 最近、このような状況に対応する方法として、「マインドフルネス」が注目されています。  

 

 「マインドフルネス」は、瞑想により、「意図的に、『いま』この瞬間に、価値判断をすることなく注意をむけること」と定義されています。

 自分では感じにくかった心やからだの状態に気づくことで、ストレスの軽減や、心を穏やかにする効果があると証明されたメンタルケア手法の一つです。

 

 「マインドフルネス」は、仏教の瞑想がルーツで、医療分野のみならず、スポーツやIT業界の社員研修等、多くの分野で取り入れられています。

 

 「マインドフルネス」をやり続けると、心のコントロールが上手くなると言われています。       

 

  瞑想というと、とても難しく感じるかもしれませんが、今回は短時間で、気楽に取り組める「マインドフルネス3分間呼吸空間法」をご紹介します。   

 

【簡単にできるマインドフルネス3分間呼吸空間法】  

①リラックスして背筋を伸ばし姿勢を整えてください。

 座っても、立っても、どちら でも 構いません。

 

②目を閉じて、呼吸を気にせず、心に浮かぶことに注意を向けてみましょう。

 

③「考えている」ことに気がついたら、その考えに伴う感情にも目を向けてみます。

 不安や怒りがあるなら、「私は不安な気持ちになっているなあ」「私はこのことで怒っているのかなあ」と気づいて、そのことをただ認めます。

 

④次に、呼吸に集中します。

 自分の心に浮かぶ考えや感情を観察することから離れて、 空気が鼻から入ってくる感じや、お腹が空気で膨らんで、縮む感じに意識を集中 し、呼吸の感覚をじっくり味わいます。

 

⑤呼吸に意識を向けながら、最後はからだ全体に注意を向けていきます。

 首や肩、背中、腕などに広げていきます。

 「首や肩が少し痛いなあ」「腕がだるいなあ」と、途中で様々な感覚に気づいたら、その 部位で、息を吸ってゆっくり吐くようなイメージをします。

 

 みなさま、いかがだったでしょうか。

 

 是非、気が向いた時にやってみてください。

 

 続けてやると、だんだん自分のネガティブな感情に気づきやすくなり、心穏やかな毎日を過ごせるようになりますよ。